今回の作業は、当店が日頃お世話になっているTさんに(無理やり?)連れてこられたIさんのアイアンのリシャフトです。
Tさんによると、Iさんの今のシャフトはかなりトゥダウンがあると思うから見てあげて!とのこと。
Tさんはよく人のゴルフを見ているなあ、と感心つつ、Iさんにはアイアンを打ってもらいました。
んんん、これは確かに……。
最初の数球ですぐにわかるくらい、球がフェイスの先側ばかりに当たっています。
インパクトの瞬間を見てみます。
確かにシャフト先端部がしなり、かなりトゥダウンしています。今のIさんにとってシャフトはかなりアンダースペックなようですね。(元々ライ角が合っていなかったことも原因だと考えられます)
これだけトゥダウンしていると、スイートスポットで球を捉えようとしても、クラブの先端が先に地面に当たってしまいます。
なので、地面に当たる前に球を捉えようとすると、クラブを少し浮かせフェイスの先側で球を拾うしかありません。
そのクラブで練習やラウンドを重ねた結果、体がクラブにアジャストしてしまい、常時フェイスの先で球を捉えるという高等技術を身につけてしまっていたようです(笑)
そんな、ゴルフを始めた頃よりビシッと振れるようになったIさんには、中元しなりで先端部がしっかりしたシャフト、MODUS3 120(S)を打ってもらいました。
トゥダウンが緩和された結果、インパクト位置が真ん中に寄って、やや下に当たっています。
しっかりこういう結果に出てくるあたり、Iさんのスイングの再現性はかなり高いと言えるでしょう。
そして、このショット。
早速、NS.PRO MODUS3 120(S)のリシャフトをご注文いただきました。
ありがとうございます!😊
Iさんのベストスコアは94とのことでしたが、新しいクラブに体をアジャストしていけば、すぐにベストを更新出来るのではないでしょうか。それくらいのスイングをお持ちだと思いました。
良いご報告を期待しています!😁